活かされた人

今回の震災で、多くの人が犠牲になりました。
まだ、人を待ち、そして人を探す人も。

待つという事がこんなにまではがゆく、たった一日がこれ程まで長いのかと。

私は、服屋です。
ある時は、お洒落な服になんの意味があるのかさえも解らなくなってしまいました。

モノとは一体何なのか、そして私の仕事は?

衣類は何かが変わる一つのツールに過ぎません。
この先仙台でも、前を向こう前を向こうという人が増えた時この空間、服に会いに来てくれる事でしょう。

気仙沼の叔父より先日無事との知らせが来た時
「もらった薬のポーチは持ってこれたぞ」と告げられました。
以前プレゼントしたものです。

モノもその人を繋ぐ絆になると改めて知ったとき。

私はこの店で何かのきっかけを、そしてここにいようと、ためらいもなく思えました。

幸運にも「活かされた」私。
とても無力でちっぽけだと腹が立つ時もあるけれど、
私の様に活かされた人間ひとりひとり、どんなに苦しくても、「幸せと健康」である事の責任を全うしなくてはなりません。


今日、お店でこのブログを書いています。

仙台の中心部に位置するこのお店。
混乱は続きますが、今日もまた一歩前に進んでいます。
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by mgmg1224 | 2011-03-20 13:10 | それなりに徒然 | Comments(0)